秋の夜長~歴史や伝統文化~
秋分の候、ようやく気温は穏やかになりました。長かった猛暑の疲れを癒しながら秋の夜長を楽しみたいところですね。
さて、9月ブログのシリーズものとして『○○の秋』。地蔵さまに五穀豊穣を感謝して『お供え物』が由来とされる『つくりもんまつり』ですが、今年は、9/21~9/22の開催されました。私の所属するつくりもん制作チームの作品のご紹介。
今年の作品名は『コイ路(みち)』。コイさん・サルさん・カエルさんの3人組がタイムスリップ。江戸時代の『とある都』の街道や航路を行き来するたくさんの人々と出会い、『人々の路や思い』が時代が経ても同じであることを感じながら、『すべての路はふくおかまちに通ず』と、おもむきある時代風景を楽しんでいます。
制作過程において『どこ?』とは限定していませんでしたが、『子どもの頃、こんなお店あったよねー』って実際に近所にあった町並みと『昔はこんな風だったんだろうーねー』ってテレビで観る時代劇を重ね合わせた『自分達もいつの頃かにタイムスリップ』したような感覚で楽しく取り組むことができました。
優雅な花魁道中、なにげに鎮座する地蔵さま、疾走する飛脚、天秤棒の俸手振り、舟荷の舟頭、、走り回る子ども達、大八車の車力、力づよい荷馬、遠くを見渡す火消、謎の忍者などなど。
だんご屋、銭湯、呉服屋、酒蔵、そば屋、米問屋、火の見やぐら、航路河川、架け橋、枝垂れ柳、桜の花などなど。
こじつけた言い方になりますが、今回の制作を通じて、それぞれの登場人物の仕事のやりがいや必要性、商い建物としての利便性や特徴などに感銘を受けました。様々な業種があって色々な仕事があってコミュニティーとなるんだなあって、改めて感じながら、『水』に携わる弊社に置き換えて地域とのつながりを大切に社員一丸で安全作業や技術向上に努めていこうと思います。